『日本書紀』は神武以降について天皇崩御(没)年、年次を記す。
また『古事記』に年次はないが、一部天皇について崩御干支(えと)を記す。この干支から推測される年次と『日本書紀』の年次とを比較してみる。
下の図は『古事記』と『日本書紀』の天皇崩御年を、グラフにしたものである。
27代安閑あたり以降の崩御年は、『古事記』と『日本書紀』でほぼ一致する。
『古事記』が完成したのは西暦712年とされ『日本書紀』は720年とされるから、200年くらい前の安閑あたりの年代は、信じられそうである。
しかし19代允恭(いんぎょう)あたりを境にして、『日本書紀』と『古事記』の記述に乖離(かいり)が見られる。少なくとも15代応神以前の年代では、どちらも正しくないか、どちらかが間違っている。
|