第六章  王都出現

(4) 各地から持ち込まれた土器

 秋津遺跡を王都の一角とする理由である。
秋津遺跡からは東海をはじめ、西日本の各地から持ち込まれた土器が出土している。
御所市室という場所は、奈良盆地の南の端である。交易の要になるような場所ではない。そこから東海をはじめ西日本各地の土器が出土するということは、ここは物資が集積される場所、すなわち王都で在ったことを意味する。




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