第七章 径百余歩、卑弥呼の墓

(1) 径百余歩の円形の尾根

 秋津島宮の場所は土に埋もれて容易には見つからない。
だが卑弥呼の墓は径百余歩とされる。おおよそ150mくらいの墓であろう。これだけの大きな墓なら、たとえ大きく形が変わっていたとしても、目に見える形で存在する。そのような確信の元に卑弥呼の墓探しを始めた。

当初秋津島宮跡という碑のある宮山古墳の近辺を探し回った。宮山古墳の南側巨勢山丘陵は日本でも有数の群集墓地帯である。だが近辺に150mというような大きな古墳は見当たらない。

そこで航空写真を参照した。
そして秋津遺跡の北東玉手山に、直径150mの円形の尾根を発見することになった。 写真の円形の尾根である。
写真右下の前方後円墳は、全長150mの掖上かんす塚古墳である。この大きさと比較して頂きたい。ほぼ同じ大きさである。まさに径百余歩とされる卑弥呼の墓に匹敵する。





目次
前のページ 次のページ